壁面緑化のサービス

壁面緑化に関することなら、植物の自社ファームでの栽培から設計・施工、美しい壁面緑化のメンテナンスまで杉孝メトログリーンにお任せください。

杉孝メトログリーンの壁面緑化サービスをご紹介いたします。

壁面緑化完成までのフロー

お問い合わせ お問い合わせフォームより、お気軽にお問い合わせください。
担当者よりご連絡いたします。
初回お打ち合わせ まずはご予算、ご要望をお聞かせください。
既に施されている場合は、現地調査を兼ねることも可能です。
ご提案・御見積 壁面緑化コーディネーターが、お客様のイメージを実現する
プランニング提案と御見積をいたします。
ご契約 プラン提案やお見積もりをご確認いただき、
ご契約を結ばせていただきます。
施工計画図・
制作図の作成
施工計画図を作成し、計画図に沿った制作図を作成します。
※弊社では、実物大サンプルによるデザイン、植栽の確認が可能です。
施工 施工計画書に基づいて施工いたします。
安全に配慮した施工を行います。
完成 完成しても、壁面緑化はそれだけでは終わりません。
杉孝メトログリーンでは、メンテナンスでもお役立ていたします。
メンテナンス 現場ごとに年間を通したメンテナンスのスケジュールを作成し、
常にベストコンディションを保つためのメンテナンスを行なっています。

設計協力について

壁面緑化は特殊なシステムです。壁面緑化を取りいれるには、建物に合った形状の緑化システムの設計が必要になります。

杉孝メトログリーンでは、建物に取り付ける場所の躯体のデータ、意匠図(平面図、立面図、断面図)の有無や、壁面緑化計画の概要、計画イメージ、具体的に取り入れたい緑化システムなどのご希望をお聞きしたうえで、壁面緑化計画図、潅水計画図、詳細図などの作図をお手伝いいたします。専門スタッフがきめ細かい対応でご協力させていただきますので、何なりとお気軽にご相談ください。

メンテナンスについて

景観を創る壁面緑化

建築物のファサードとして造られる壁面緑化は景観に対して大きな影響を与えます。壁面緑化は人と緑がふれあう豊かな景観を可能にしますが、一方で植物の傷みや害虫などが現れた壁面緑化は景観の質を大きく低下させることになります。壁面緑化に問題が起きてからのメンテナンスではなく、常にベストコンディションを維持するメンテナンスが要求されるのです。

また、パネルの入れ替え、季節の植物や草花を壁面緑化に取り込む作業もメンテナンス部門が行ないます。美観を保つという作業にとどまらず、植物の育成を見据えた壁面緑化のメンテナンスを行っています。

厳しい植物の育成条件

壁面緑化は、屋上緑化や地上の緑化に比べて、厳しい環境条件にさらされています。壁面に設置するために、生存の基となる土壌が制限されたり、風を強く受けたり、日照の過不足があったりなどがあげられます。保水や施肥の条件が地上や屋上と大きく変わるため、専門的な管理が必要となります。

  • 杉孝メトログリーンでは、これまでのメンテナンスの実績をもとに、植物の種類、環境条件ごとに、灌水・施肥・剪定・病害虫対策などに関するデータベースを蓄積しています。こうした情報を基に、一つ一つの現場に合わせたメンテナンスのプログラムが作成されます。

メンテナンス作業

  • 定期巡回

    定期巡回では、植物の状態を確認し、現場に合った、作業を行います。また、病斑が出ている葉・雑草・枯れ葉などがあれば手作業にて、除去し、タイマー設備、灌水設備・フレームを固定してあるボルトの点検を行ないます。

  • 施肥

    パネルタイプには、液肥を葉面散布、もしくは散水口からの液肥混入のいずれかで与えます。コンテナタイプなど、土に直接施肥できるものには、有機肥料や化学肥料などの固形肥料を状況に応じて与えます。定期的に施肥を行なうことで、植物の健康状態を維持します。

  • 剪定・誘引

    状況に応じて剪定を行い、新芽を分化させて、壁面の緑被率を上げます。定期巡回時も徒長枝の剪定を行ない、綺麗な景観を保ちます。また植物の種類によっては、緑被率を上げるため、メッシュやワイヤーにつるや枝を巻き付ける誘引作業も行ないます。

  • 病害虫防除

    ハダニやアブラムシなどの害虫やうどんこ病などの病気の発生がみられることがあります。使用されている植物によっても、病害虫の発生頻度や内容が異なるため、現場ごとに予防的または発生対応的薬剤散布を行います。散布にあたっては、独自のマニュアルに基づき周囲への飛散防止を図り、使用薬剤についてはお知らせいたします。

植物について

室内パネルに使用する植物

  • ポトス
    ポトス
  • ツル性で代表的な観葉植物のひとつ。斑入りが一般的だが、グリーンやライムなどリーフカラーも多彩で様々なデザインに対応することができる。根元からの新しい株がほぼでないため、定期的な剪定や挿し芽など行なう必要がある。生育最低温度は5~10℃とされている。

  • テーブルヤシ
    テーブルヤシ
  • 南国のヤシの木をテーブルに乗るサイズにコンパクトにしたかのような植物。過湿にも乾燥にも耐性があり、耐陰性もある。広がりのある葉が柔らかい印象を与え、高く伸びることで他の植物との高低差を出すこともできる。生長すると株が増えてくるため、剪定や株分けなどの作業を行なう。

  • スパティフィラム
    スパティフィラム
  • 5月~10月にかけて花(仏炎苞)を咲かせる多年草。実際の花は白い仏炎苞の中の黄色の部分で香りもよい。細い葉でスマートな印象を与え、季節で色を楽しむことができる。生長すると株が増えてくるため剪定が必要であり、肥料が少ないと花つきが悪いため、施肥も定期的に必要となる。

  • シェフレラ
    シェフレラ
  • カポックという名前で流通しているが、本名はシェフレラ。手を広げたような葉の形が特徴的。葉先の丸いものやとがったもの、白や黄色の斑入りのものなどさまざまな種類がある。生長は遅めで急に大きくはならない。他の植物の陰になると葉を散らしやすくなるため、周囲の剪定と光が必要。

  • ヒメモンステラ
    ヒメモンステラ
  • モンステラのサイズをコンパクトにしたもの。比較的丈夫なので、使用しやすい。ハート型を思わせる葉のフォルムと陰影を付ける切込みが特徴的。パネルタイプでもコンテナタイプでも少し入れるだけでもアクセントになる。生長が早いため、切戻し剪定は随時行なう。

コンテナタイプに使用する植物

  • カロライナジャスミン
    カロライナジャスミン
  • 3~7月頃にトランペット状の黄色い花が咲く。「ジャスミン」の名がつくが実際にはジャスミンではない。そのためにおいもしない。植物の生長が旺盛で目的物以外にもまきつくので要注意。暖地性で冬になると葉が黄や茶色に紅葉し、関東以北では落葉することがある。

  • ハゴロモジャスミン
    ハゴロモジャスミン
  • 4~6月ごろに香りの強いピンクがかった白い花を咲かせる。登はん性が非常に強く、地面に植えても3階くらいの高さまでは楽にたどり着く。上部にばかり伸びて、根元の葉を落としてしまうため他の樹種との組み合わせが必要となる。乾燥には弱いが、一時枯れた後の回復も期待できる。

  • テイカカズラ
    テイカカズラ
  • 5~6月に芳香のある花が咲く。花色は白が主だが、黄色とピンクも存在する。耐寒性・耐潮性・耐陰性もある丈夫な植物。多少の水分の過不足にも対応することができる。生長すれば光沢のある小さめの葉でびっしりと覆うようになる。付着根で支持物に付着することも出来る。

  • ハツユキカズラ
    ハツユキカズラ
  • 新芽が白とピンクで彩られた美しい葉色が特徴。夏に日に当たりすぎると葉色が茶色になる。テイカカズラの改良品種で同じく白い花が咲くが、剪定などを行なうためほとんど花は見られない。色づいた新芽を楽しむために剪定は定期的に行なう必要がある。気温が下がると葉色が赤く紅葉する。

  • オウゴンテイカ
    オウゴンテイカ
  • オウゴンニシキともいわれる。テイカカズラの改良品種でオレンジや黄色の混じった葉色が特徴。全体に色づくためカラーリーフとしてアクセントを加えることが出来る。日照が少ないと緑色の葉になるため、設置環境には考慮が必要。乾燥に弱く、水分不足で葉が大きくならず散ってしまうこともある。

  • ムベ
    ムベ
  • 4~5月頃に淡黄白花が咲き、秋にかけてアケビに似るが裂開しない実がなる。落ち着いた感じの深緑が美しい。巻き付きは強く登はん性も強いが、葉の付き方は粗く一面を覆うことは少ない。アケビのような実は、そのまま乾燥してから落下する恐れがあるため設置場所に考慮が必要。

  • ビグノニア
    ビグノニア
  • 6~7月頃、釣鐘状の橙赤花が華やかで美しい。花の香りはカレーに似ているとされ、かなり強くにおう。巻きひげは付着根をもつが弱い。登はん性は強く、葉も密につくため、期待できる被覆面積は多い。冬に寒さのため葉を落とすことが多い。

  • ビナンカズラ
    ビナンカズラ
  • サネカズラともいわれる。7~8月に目立たない白い花を咲かせる。秋には、花よりインパクトのある赤い球型の集合果が垂れ下がる。常緑で日当たりを問わず生育するが、日陰だと葉と葉の間が広く、疎になりやすい。ツルの伸びは日陰でもかなり早いので、適宜剪定が必要となる。

  • ノウゼンカズラ
  • 7~8月ごろに咲く朱赤色の花は夏を彩る。東名高速の防音壁によく見られる。非常に良く伸びる落葉樹で、性質は大変強健。つるで巻きつきつつ、付着根も出すため被覆速度は非常に早い。樹勢が強すぎて他の樹種も覆ってしまうため植栽密度は疎にしたほうがよい。状況に応じて強剪定も必要となる。

  • トケイソウ
  • 6~7月に咲く花は青と白を帯び、独特な時計のような形で目立つ。果物のパッションフルーツは「クダモノトケイソウ」の実であり、近縁種である。トケイソウも同様に実がなるため、落果の恐れがある。また、実を食べに鳥がくることがある。寒さには弱く、関東では冬季に落葉することが多い。

  • クレマチス
    クレマチス
  • 常緑のものもあるが落葉種が主になっている。花色や花の形など他種の品種が存在する。登はん性は強いが、他の種を押しのけてまでの生長はあまり見られない。壁面緑化では環境が厳しいため花の数も少ない。つつましく、サブで隠れキャラ的な存在になることが多い。

  • ツキヌキニンドウ
    ツキヌキニンドウ
  • 4~6月ごろに赤いラッパ上の花を咲かせる。花に一番近い葉は、2枚が一体化しその真ん中を突き抜けるように茎が伸びて花がついている。そのため「突きぬき」と名づいたとされる。生長は遅く密な葉の付き方はしない。巻きつくことも少なく誘引作業が重要となる。

  • ツルハナナス
    ツルハナナス
  • 南米原産の常緑ツル性低木。6~10月に白や紫色ナスの花によく似た星型の花をつける。ヤマホロシとも言われるが、ヤマホロシは日本原産の近縁種の草本で、別の種類。良く伸び、巻きつく力は強く、葉柄で触った箇所にからみつく。色々な方向に伸びるので、状況に応じて誘引を行なう。

屋外パネルに使用する植物

  • サルココッカ
    サルココッカ
  • 樹高は30~60㎝の常緑低木。対陰性に優れている。葉は厚めで光沢があり落ち着いた感じを与える。まれによく香る小花の開花と紅色や黒色の実が見られる。過湿に弱いため、排水機能の良い土壌が望ましいが、パネルタイプでも育成は可能。

  • ギンバイカ
    ギンバイカ
  • 地中海原産の常緑低木。英語ではマートルといい、結婚式の飾りなどによく使われる。5~7月に白い花を咲かせる。葉はもむと強い芳香を放つ。「マートル」というハーブ名で花・葉・枝が流通しており、効能は沈静・抗菌などとされている。。気温の低下で黄色く紅葉する。

  • ウンナンオウバイ
    ウンナンオウバイ
  • オウバイモドキやウンナンソケイとも言われる。3月~5月に黄色の花を咲かせる。花つきは非常に良く、全体が黄色に染まったようになる。葉色も淡緑色で美しいが、寒風で葉が少なくなることがある。幹は柔らかくしなるため、上部に誘引することも、下部に垂らすことも可能。

  • オタフクナンテン
    オタフクナンテン
  • 赤い葉が最大の特徴の常緑低木。秋~冬にかけて赤い葉色が濃くなるが、日照不足で葉色は緑色になるため設置環境を選ぶ。パネルタイプでは、樹高も20cm程度にしか伸びないため、デザイン性の高い緑化に用いることができる。過湿に弱く、肥料を与えすぎると赤色が薄くなるので注意する。

  • ハクチョウゲ
    ハクチョウゲ
  • 5~7月に白に少し薄紫色が混じった小さな花を咲かせる。斑入り種の方がよく植えられており、葉のふちに沿った白色が美しい。刈込に耐えるため、パネルタイプでロゴマークデザインに使用できる。耐陰性はあるものの、日照が不足すると花つきは少ない。

  • ヤブラン
    ヤブラン
  • 以前はユリ科に分類されていたが1998年のAPGIII分類によりキジカクシ科とされた多年草。斑入りのフイリヤブランも良く使用され、パネルに植栽すると、柔らかな滝のようで美しい。一方で古葉が茶色く目立ってしまうので、定期的な除去作業が必要となる。

  • ヤブコウジ
    ヤブコウジ
  • クロンキスト体系では、ヤブコウジ科とされていた常緑小低木。別名:十両と言われ、マンリョウやセンリョウとともに縁起の良い樹とされる。陰でも育つが実を楽しむには半日陰程度が限界。また強過ぎる日差しも好まない。

  • インパチェンス
    インパチェンス
  • アフリカホウセンカともいう。アフリカの高原地帯に分布していたものが、ヨーロッパに渡り観賞用にされた。4月~11月ごろまで花が咲き続ける。種もできやすく、こぼれ種から同年に花が咲く。肥料を多く使うため、リン系の肥料を定期的に与える必要がある。花がらの撤去を行なうことで花数を保つことができる。

  • ビオラ
    ビオラ
  • パンジーの小輪多花性種をビオラと呼ばれている。パンジーとの区別はかなり曖昧だが、4cm以下の花径をビオラとしていることが多い。10月~6月ごろまで花が咲き続ける。、リン系の肥料を定期的に与える必要がある。花がらの撤去を行なうことで花数を保つことができる。

どのタイプにも使用するヘデラ類

  • ヘデラピッツバーグ
    ヘデラピッツバーグ
  • ヘデラ・ヘリックスの園芸品種。ヘリックスより、節間(せっかん:葉と葉の間)が短く、葉の密度が高くなる。葉色も柔らかな緑色で明るい印象を与える。気温の低下で赤く紅葉する。

  • ヘデラゴールデンチャイルド
    ヘデラゴールデンチャイルド
  • ヘデラ・ヘリックスの園芸品種。ヘリックスより、節間(せっかん:葉と葉の間)が短く、葉の密度が高くなる。葉色は淡い緑色の葉に、黄色味を帯びた斑が入っている。気温の低下で全体的に白っぽい葉色に紅葉する。

  • ヘデラグレイシャー
    ヘデラグレイシャー
  • ヘデラ・ヘリックスの園芸品種。葉色は緑色の葉に、白い斑が入っている。緑と白のコントラストが美しい。冬はやや赤黒く変化するが、白色の部分の色は変わらない。

  • ヘデラカナリエンシス
    ヘデラカナリエンシス
  • オカメヅタとも呼ばれる。白い斑入りのバリエガータも良く植えられている。ヘリックスに比べて葉が大きく光沢を持つため、存在感がある。夏の暑さで根を傷めると部分的に枯れることがある。

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